高速道路DX
アイデアコンテスト

Expressway DX Idea Contest

 

NEXCO中日本 第12回 高速道路と風景フォトコンテスト 
あなたのとっておき風景部門 入選「ライトアップトンネル」宮田 典彦さま

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開催趣旨

人口減少や、社会インフラの老朽化といった社会問題の顕在化を受けて、今後はより安全で、安心・快適な高速交通サービスを、安定的かつ効果的、効率的に提供して行く必要があります。また、IoTやビッグデータ、AI(人工知能)等のデジタル技術の進展など社会環境も劇的に変化しているところです。
このような背景を踏まえて、私どもイノベーション交流会は、高速道路が抱える課題を捉え、これまで培ってきた技術の蓄積と併せて、将来の課題を解決するべく、従来の枠組みを超えた新しい高速道路保全管理やお客さまへのサービスの改革をオープンイノベーションで推進しています。
このたび、イノベーション交流会は、DX(デジタルトランスフォーメーション)により、高速道路保全事業運営を変革する新たな業務手法を創出する一環として、NEXCO中日本グループやイノベーション交流会会員が保有するデータ等を活用したアプリケーションやアイデアを募集します。

 

募集内容

1.募集部門(作品形態により区分)

❶【アプリケーション部門】

本コンテストでの提供データを1種類以上用いたアプリケーション(Webサービス、Android系スマートフォン・タブレットアプリ、iOS系スマートフォン・タブレットアプリ)を募集するもの

※他団体等のオープンデータを組み合わせたアプリケーションも応募可能です。
 応募者の独自データ等の一般公開されていないデータ使用は不可となります。

❷【アイデア部門】

本コンテストでの提供データを1種類以上用いて、アプリケーション化される前など、構想段階のアイデアを募集するもの

※他団体等のオープンデータを組み合わせたアイデアも応募可能です。
 応募者の独自データ等の一般公開されていないデータ使用は不可となります。

2.募集テーマ

❶特定テーマ
 A【スマートSA/PA】

・SA/PA毎のお客さま属性、回遊、消費行動の傾向等を把握し、ご利用特性にあったサービスの提供、ひいては売上増につながるものを募集します。
・複数のSA/PAのお客さまの数を平準化し、混雑緩和につながるものを募集します。
・清掃タイミングやお客さまの動向などをセンサーで把握し、お客さまの利便向上やSAスタッフの省力化につながるものを募集します。

 B【災害対策と復旧】

ハザードマップやGIS関連データの活用、災害シミュレーションの実施などにより、災害重点対策箇所の抽出や、応急復旧時の人員・資機材量の推定など、災害対策につながるものを募集します。

 C【変状への位置情報自動付与】

道路構造物の点検業務では、発見した変状位置を、カメラの位置情報にて記録しているため、複数の損傷がある場合、再度、現地で対象確認するなど、正確な位置情報把握に手間が発生しています。そこで、損傷ごとに細かく位置情報付与ができる方法を模索し、業務管理システムに自動登録することで、登録業務の効率化や、ヒューマンエラー防止につながるものを募集します。

 D【お客様対応の迅速化と料金所トラブル回避】

収受スタッフが常駐しない料金所でトラブルが発生した場合は、遠隔監視料金所からスタッフが駆けつけるまでの間、お客さまに待機時間が発生しています。この待機時間中にお客さまに有益となる情報を直接提供することにより、サービス向上につながるものを募集します。

❷自由テーマ

高速道路に関わる様々なデータを活用して、高速道路事業運営の高度化や高速道路の利用促進につながるものを募集します。

 

 

高速道路の モビリティマネジメント

・全線常時監視による現場状況把握の効率化

・移動体監視による路面状況等把握の効率化
・災害・異常事態自動検知による事象対応の迅速化
・渋滞予測の高度化(工事含む)
・交通事故予測の高度化
・ドライバー行動変容に向けた交通需要マネジメント
・通行車両の状態把握の効率化
・法令違反車両検出の高度化
・道路管制センターの機能強化
・利用者動向把握・分析の高度化
・旅行快適化支援アプリによるサービス向上

高速道路の インフラマネジメント

・構造物等の状況把握(データ取得)の高度化
・変状データ分析・維持修繕計画策定の高度化
・緊急補修オペレーションの高度化
・3次元モデリングによる保全管理基盤の導入
・各種データ蓄積とプラットフォーム戦略による 多角的分析の実現
・維持修繕計画の進捗把握(PM)の効率化
・設計・積算作業の効率化

現場オペレーションの高度化

・落下物の自動回収
・料金収受業務の高度化
・維持作業(清掃及び植栽作業)の機械化による省力化
・雪氷作業の機械化による省力化
・現場の作業状況把握(品質検査含む)の効率化・省力化
・工事規制の高度化・省力化
・危険予知による作業員の安全管理

3.提供物

❶イノベーション交流会の保有データ
 A 路線データ(路線概要、交通量等)
 B 渋滞データ(過去に発生した渋滞等)
 C 工事規制データ(過去に実施した規制(数日分))
 D 休憩施設データ(休憩施設概要、利用者数、トイレ利用者数等) 
 E 構造物データ(トンネル、橋梁、切土等)

※提供データは、募集期間内にご要望に応じて追加又は削除する場合があります。
※用意したデータの内容については、その正確性、網羅性、特定の目的への適合性等について一切の保証をしないとともに、応募者が対象情報を利用したことにより損害が生じても本コンテストの主催者は一切責任を負わないものとします。

(提供データ例)

  • IC区間延長
  • 路線データ:ICJCTマスタ
  • 路線データ:路線マスタ
  • トンネルデータ
  • 橋梁データ:上部工(橋桁・床版)
  • 橋梁データ:下部工(橋脚・基礎)
  • 渋滞データ
  • 工事規制データ
  • 休憩施設データ
  • トラフィックカウンター(車両感知器)データ
  • のり面(切土)リスト
  • 道路別原因別通行止め状況
  • 休憩施設時間別来館比率
  • 休憩施設エリア情報(MEDIA GUIDE抜粋)
  • 休憩施設デジタルサイネージ 放映コンテンツ
  • トイレ利用状況

※一部のデータについては特定箇所の抜粋版となります。

❷その他テーマに関する関連資料

※募集テーマに関係した資料を募集期間内に適宜追加する場合があります。

4.表彰賞金

アプリケーション部門

最優秀賞(1作品)

100万円+イノベーション交流会会員費免除(初年度分)

優秀賞(数作品)

20万円+イノベーション交流会会員費免除(初年度分)

アイデア部門

最優秀賞(1作品

20万円+イノベーション交流会会員費免除(初年度分)

優秀賞(数作品)

5万円+イノベーション交流会会員費免除(初年度分)

※賞金は当該法人名義の指定口座へのお振込とさせていただきます。
※審査の結果、入賞該当作品がなし、となる場合があります。

応募される場合は以下のように部門・テーマを選んでください

 
①部門を選択
アプリケーション部門
or
アイデア部門
②テーマを選択
アプリケーション部門
特定テーマA 特定テーマB 特定テーマC
特定テーマD 自由テーマ  
 
アイデア部門
特定テーマA 特定テーマB 特定テーマC
特定テーマD 自由テーマ  
1作品につき1部門・1テーマを選択いただきます。1作品で複数部門および作品テーマを選択しての応募はできません。

[選択例➊]

アプリケーション部門

特定テーマA

=計1作品の提出

[選択例❷]

アプリケーション部門

特定テーマA

=計3作品の提出

 

アイデア部門

特定テーマB
自由テーマ

=計3作品の提出

※上記のように複数のご応募も可能です。

[不適切な例]

アイデア部門

特定テーマA
特定テーマB
特定テーマC

=計1作品の提出

 
1作品で複数にまたがるテーマの応募はできません。

応募方法

主な応募条件

応募資格

1.応募者資格

❶応募可能な方

応募規約に同意いただける法人(企業、大学など)であれば、どなたでも応募可能です。
募集期間:令和4年5月27日締切

❷反社会的勢力の排除

暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第2条第2号に規定する暴力団、同条第6号に規定する暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団等その他暴力、威力、詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団もしくは個人、又はこれらに準じる者(以下総称して「反社会的勢力」といいます。)、または資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営、経営に協力もしくは関与する等、反社会的勢力との何らかの交流、関与を行っていると主催者が判断した方の応募はできません。
 

2.応募を受け付けるアプリケーション及びアイデア(以下「アイデア等」という。)

応募者資格を有する者が応募し、下記すべてに該当するもの。
なお、同一の応募者が応募できる作品数の制限はありません。
 ・アイデア等は募集テーマに沿った内容のもの。
 ・いずれかの募集部門に応募されたもの。
 

3.知的財産権等の管理

応募する過程でなされたアイデア等に係る知的財産権は、応募者自身の責任において実施に支障が出ないよう、あらかじめ必要な権利保護等の手続きを行うこととし、主催者は一切の責任を負わないこととします。
なお、応募者は、イノベーション交流会会員及びNEXCO中日本に当該知的財産権を実施許諾することを承諾するものとし、その条件については、協議して定めるものとします。 
 

その他応募に関する注意事項等

1.入賞アイデア等の取扱い

アプリケーション部門最優秀賞受賞作品については、高速道路オペレーションの実運用に向けた検討会を、イノベーション交流会にて行うことを前提としています。

※イノベーション交流会の概要については、こちらから

 

2.応募されたアイデア等及び文書等(以下「応募作品」という。)の取扱い

応募作品及び応募した法人名は、NEXCO中日本及びイノベーション交流会の会員企業に共有されます。
 

3.応募者の個人情報の取扱い

応募時に収集した氏名や連絡先等の個人情報は、関係法令および主務大臣等が策定する指針・ガイドラインを遵守し、本コンテストの運営に必要な範囲で利用するものとします。
 

4.応募及び入賞の取消

以下の場合、応募及び入賞を取り消す場合があります。
❶応募にあたり虚偽の申告を行った場合、応募及び入賞を取り消します。
❷募集要項、法令及び公序良俗に反した場合、応募を取り消します。
❸その他主催者が取消を妥当と判断した場合、応募及び入賞を取り消します。

応募・選考の流れ(色付きフローは交流会・事務局で実施)

参加応募

本サイト下部の「参加申し込み」ボタンより応募フォームへお進みください。
応募条件に同意の上、応募フォームからの申込をもって参加を受け付けます。

URL送信

専用サイトへアクセスできるURLとパスワードをメールにてお送りします。

データ・
技術提供

お送りしたURLより必要データをダウンロードして作品制作を開始してください。

作品提出

作品概要資料、作品紹介資料を令和4年5月27日(金)までに提出頂きます。

事前審査~
通過者発表

応募作品を事前審査、令和4年6月中旬頃通過者を発表します。

最終審査会

事前審査通過者による、プレゼンテーションによる審査を実施します。
審査は令和4年6月14日(火)の開催となります。

結果発表

作品プレゼンをうけて最終審査を実施した後、結果をメールまたはウェブサイトにて発表します。

Q&A

 
本コンテストについて、よくあるお問い合せをQ&A形式でご紹介しております。
その他のお問い合わせについてはページ下部の「お問い合わせはコチラ」よりメールでのお問い合せをお願いいたします。
 

※Internet Explorerでは正しく表示されない場合がありますので、Google Chromeなど別のブラウザをご利用ください。

A1

付随する具体的な要件はございません。しかし、アプリケーションは、実現可能なことが前提となるため、実現性について十分考慮してください。

A2

特に制限は設けていません。

A3

令和4年5月27日(金)23:59:59です。

A4

ご提案いただける内容が異なるのであれば可能です。

A5

可能です。問合せフォームよりキャンセルの旨をお送りください。
またその際は作品応募時の
・企業名
・担当者名
・メールアドレス
・投稿したファイル名
のご入力をお願いします。
作品提出前でコンテストへの参加登録のみの場合はキャンセル連絡は不要となります。

A6

コンテストへの参加費用等はかかりませんが、作品制作にかかる費用は参加者にてご負担頂く事になります。
またプレゼン審査に進まれた方に関しましては、会場までの交通費は自費負担となります。

A7

公平性を保つためアイデアの内容に関する相談は不可となりますが、コンテスト全般や募集テーマに関するご相談は可能となります。ご相談頂いた内容は、コンテストHPのQ&Aやお知らせにて他の参加者へ共有させて頂きます。

A8

可能です。その場合、代表組織を決定のうえ、ご応募ください。

A9

「提案の適性」「高速道路事業の高度化や課題解決への貢献」「提案の独創性」の3つを軸に評価致します。
 詳細については、参加申し込み後に応募者専用HPにて審査要項をご確認ください。

A10

今回は日本国内の法人が代表企業として参加する場合のみ対象とさせて頂きます。
ただし、複数企業による合作でその中に海外企業が参加されるのは問題ありません。

A11

今回は日本語が対象となります。

A12

複数企業による合作であっても、各賞は作品単位の授与となります。ただし、イノベーション交流会会費免除については、作品応募に関わった企業・団体の内、事務局にて応募作品の製作や技術面での関与が確認できた全ての企業・団体を対象とします。

A13

可能です。その旨提出時に記載願います。ただし、過去に応募したコンテストの規約で該当作品について他組織のコンテストへの提出が不可となっている場合はその規約に従って頂く必要があります。あらかじめご確認のうえご応募ください。

A14

可能です。

A15

イノベーション交流会の実施が2024年度までになります。
そのため2024年度までに、高速道路にて実証が可能なアイデアをご提出ください。

A16

規約に従い、本コンテストの告知、宣伝、記録及び広報等の目的に限定して、プレゼン資料の一部やアプリケーションのデモ版の利用を許諾して頂く事になります。
なお、具体の公開範囲につきましては、必要となった段階で別途ご相談させて頂きます。

A17

入賞作品ではなくとも、交流会の活動内で実証を希望される場合は、規約の対象となります。

A18

交流会の活動外で、応募者と会員が個別に活動される場合は、規約の対象外となります。

A19

特定のデバイスを設置してそれをアプリで確認するという方法も想定しておりますので、ご提案は可能となります。
ただし使い勝手(汎用性)も評価対象となりますので、場合によっては評価に影響する可能性がある事にご留意ください。審査要項については、応募後にご案内させて頂く応募者専用サイトからご確認いただけます。

A20

作品提出については、Microsoft Power Pointにて100MBでスライドは10枚までとなります。
 アプリ部門の場合は上記に加えてプレゼンの中でデモンストレーションを行って頂く事になります。
そのため、審査時点で開発物をすべて提出頂く必要はありません。
事前審査の段階ではデモ動画をパワポに埋め込む形で問題ありませんが、プレゼン審査に選抜された場合は、デモ動画ではなく、実機での操作が必要となりますのでご注意ください。